投資をする人のためのメンタル管理方法!
株式・FX・金のような日々の価格が変化するような投資では自分のメンタルを適切に管理することが重要です。
相場は日々変動するので、利益が出れば損失が出ることもあります。こういったときに冷静な判断ができないと、大きな損失を出してしまったり、少ない利益で利益確保をしてしまいがちです。
この記事では投資をする人のためのメンタルコントロール方法を解説します。特に投資する金額が高くなると利益も損失も大きくなってきますので、冷静な判断は必要不可欠です。
取引を終えたあとはその後のチャートを見ない
取引を終えて損失が出たときにその後のチャートを見ると、損失額が少なくなっていたり、場合によっては利益になっているというようなことがあります。
このようなチャートを見てしまうと「なぜこのタイミングで売ってしまったのだろう」と思うことでしょう。
逆に取引を終えて利益が出たとしても、その後のチャートからあとに売ったほうが大きな利益が得られるというような状況もあります。
この場合もチャートを見てしまうことにより「今売らなければよかった」と思ってしまいます。
人間は良いことよりも悪い事のほうが印象を強く受けます。そのため利益が得られても後悔することがあります。
このような精神状況で次の取引をしようとすると、致命的なミスをしてしまうことがあります。
そこで、取引を終えたらその後のチャートを見ないことをオススメします。
取引を終えたあとの値動きは気になりますが、ガマンして見ないようにしましょう。見なければ後悔もありません!
取引記録をつけて収支を見る
株式・FX・金のような取引では100回取引して100回とも利益を出すことはできません。それはプロの投資家でも同じことです。
このような取引をする際には総合的な収支で判断をすることが大切です。極論を言ってしまうと
1回大きな利益を得て99回損失が出たとしても総合的な収支がプラスなら勝ちです。
そのために取引の記録をつけて収支がどうなっているかを見ることが大切です。取引の記録をつけるようになると1回の取引の利益・損失ではなく全体的な収益を見るようになってきます。
つまり取引で損失を出したとしても、それを次の取引を引きずらないようになります。
また取引の記録に収支だけでなく「いくらで買い、いくらで売ったのか」「どのような基準で取引をしたか」を記録することで次のトレードに役立てることができます。
売買ルールを明確に定める
投資する際、利益が出たときには少ない利益でも利益を確定しようとし、損失が出たときには少ない損失では損切りをしないという心理が働きます。
このような事態を避けるには、売買ルールを自分で定める必要があります。例えば「10%以上利益が出たら利益確定をして、10%損失が出たら損切りをする」というようにルールを決め、それに従って厳密に取引をすることです。
売買に有用な指標はいくつもあるのでそこから自分の取引ルールを決めると良いでしょう。そうすることによって感情に左右されないように、機械的に取引をすることができます。
まとめ
この記事では投資をする人のためのメンタル管理の方法として
- 取引を終えたあとのチャートを見ない
- 取引記録をつけて全体の収支を見る
- 売買ルールを決めてルールに従って取引する。
重要なことは1回1回の取引の結果を次の取引に持ち込まないように工夫することです。大きな損失を出したときには、一旦投資から離れて気分転換をするのも良いでしょう。