投資スタイルを選ぼう!短期投資?長期投資?スイングトレード編

2020-07-14株式投資戦略

 株を買ってから売るまでの期間によって投資のスタイルは変わってきます。株を保有する期間によって投資のスタイルとして

  • デイトレード
  • スイングトレード
  • 中長期投資

の3つがあります。この記事ではスイングトレードについて解説していきます。

スイングトレードとは?

 「スイングトレード」とは数日間から数週間の間に売買を済ませて利益を得る短期投資の手法です。中長期投資ほど1回の利益が大きいわけではありませんが、デイトレードよりは大きな利益を利益を得ることが期待できます。

 スイングトレードは比較的短期で売買を行うため、会社の長期的な成長よりも、株価チャートを重視します。

 信用取引を使うことで投資できるチャンスが増え、より大きな利益を得ることも可能になります。

スイングトレードの3つのメリット

 スイングトレードは同じ短期投資であるデイトレードと比べてメリットが4つあります。

取引時間中に画面をずっと注視している必要はない

 デイトレードと異なりスイングトレードでは数日間から数週間の株価の動きを見るので取引時間中に画面を注視する必要はありません。朝に注文を入れて数日後から数週間後に売るという投資スタイルなので、1分1秒を気にする必要がないからです。

 注文を出すときには、取引時間外にじっくりと考えてから注文できるのでサラリーマンにもオススメな投資手法と言えるでしょう。

難しい会社分析よりも株価チャートから今後の動向を予想できる

 デイトレードとは異なり、投資期間中に決算があったりするので経営の知識はあったほうが良いですが、スイングトレードでもデイトレードと同じく基本的には株価チャートから今後の予想を行います。そのため初心者が比較的参入しやすい手法であるといえます。

売買の回数は少なくて済む

 スイングトレードでは数日間から数週間の期間で売買を行うためデイトレードよりも売買の回数は少なくて済みます。そのため1つの株を購入するまでじっくりと考えてから購入することができます。

スイングトレードの2つのデメリット

 スイングトレードもデイトレードと比較して2つのデメリットがあります。

取引時間外に起きたニュースの影響を受ける

 スイングトレードでは保有している株を次の営業日に持ち越すため、取引時間外に起きたニュースの影響を受けます。良いニュースなら大きな利益が予想できる一方、業績悪化などの悪いニュースが起こった場合には、短期間で大きな損失を出すこともあります。

損切のタイミングが難しい

 デイトレードは1日の間に利益が生まれなければそこで株を売ります。しかし、スイングトレードでは株を保有する期間が決まっていない分、次の日には株価が上昇するだろうという心理が働き、なかなか損切ができない場合があります。

 そのためスイングトレードでもいくらの損失ができたら売るというルールを徹底する必要があります。

スイングトレードに向いている人

  ここまではスイングトレードのメリット・デメリットを解説してきました。それをふまえてスイングトレードに向いている人の特徴をいくつか挙げてみます。

分析力に自信がある人

 スイングトレードは基本的に売買したい会社の株のチャートをしっかりと分析してから取引を行います。そのためチャートの分析に自信がある人はスイングトレードに向いています。分析力のある人は数学に強い傾向があり、数学が得意な方は特におすすめです。

 もちろんはじめは分析力がなくても、経験を積むうちに分析力は備わってきます。

資金管理をしっかりと行うことができる人

 スイングトレードでは1番高い株価で売ろう、次の日には株価が上がるだろうとは考えずに資金をしっかりと管理して適切に投資をすることが求められます。そのため自分の資金をしっかりと管理し利益の確定、損切をしっかりと行える人はスイングトレードに向いています。

勉強意欲のある方

 スイングトレードでは利益を得たときには「どういう場面で利益を得たか」、損失を出してしまったときには「なぜ損失を出してしまったか」をその都度考えることが重要です。そのため常に相場の勉強をし次の投資に役立てることができる方はスイングトレードに向いています。

スイングトレードで必要なコト・モノ

 ここではスイングトレードを始めるうえで必要なものや事柄をまとめます。

パソコンとモニター・またはスマートフォン

 デイトレードとは異なりスイングトレードでは一瞬で情報を多く得ることが必要ないのでモニターは1つでも問題ありません。また最近では、スマートフォンアプリを用いて取引を行う方も多いです。それにより外出先でも取引を行うことができます。

株価チャートの分析

 スイングトレードではデイトレード以上に株価チャートの分析が必要となります。場合によっては、買いのトレンドでも株価が下がっていくことがあるので、その都度自分で研究していく必要があります。

まとめ

  ここでは投資スタイルの1つであるスイングトレードに関して

  • スイングトレードは数日間から数週間の期間で取引を成立させる投資手法である
  • スイングトレードではモニターをずっと見る必要がないのでサラリーマンでも投資ができる
  • スイングトレードではチャートの分析がなによりも重視される

ということを解説しました。スイングトレードは利益が出るまでの期間が短いのではじめて株の売買を行う方で1番多く使われる投資手法です。チャートの分析をうまく行うことで大きな利益を上げることができますので、スイングトレードに興味のある方は繰り返し読んでいってください!

2020-07-14

Posted by wis