プログラミングの「入門」へ
皆さんはじめまして！
プログラミングの世界へようこそ！まずはじめに・・・
ほとんどの電子機器ではプログラムが動いています！
日常的に利用するスマホやパソコンだけでなく、駅の自動改札機や銀行のATMなどもプログラムが動いてます。
そのため私たちの生活にプログラムは必要不可欠なものとなっています。さらに2020年には小学校でプログラミングの授業が行われるようになり、ますます注目を浴びるようになっています。
この記事ではプログラミングを始めようと思っている人向けに
- プログラミングとはなにか
- プログラミングでどのようなことができるか
- プログラミングを学ぶメリット
について初心者向けに解説します。この記事では難解な専門用語の利用は避けて説明していきます。
プログラミングって何？
コンピュータは自分で考えるということはできません。そのため人間がコンピュータに命令をする必要があります。
例としては「パソコンのマウスをクリックしたときに〇〇を行う」であったり「スマホの画面をタッチしたときに△△を行う」ということを人間がコンピュータに命令しています。
このように人間がコンピュータにしてほしいことをコンピュータが理解できる形で伝えることを「プログラミング」といいます。
それではどのようにしてプログラミングを行うのでしょうか？
当然ですがコンピュータは人間の言葉を理解しているわけではありません。最新の音声認識技術は人間の声（波形データ）を読み取って、それに合う解答をしているのであって言葉を理解しているとは違います。
ですので人間はコンピュータが理解できるような言葉でコンピュータに命令を送る必要があります。この言葉のことを「プログラミング言語」といいます。また、このプログラミング言語のコードのことを「プログラム」といいます。
プログラミング言語は様々な種類があり得意なことが違います。
一般にプログラマーと呼ばれる職業はこのプログラミング言語を記述、修正する人のことを指します。
プログラミングでどのようなことができるの？
それではプログラミングでどのようなことができるのでしょうか？いくつかの例を紹介します。
ウェブサイト制作
私たちが日常的に目にするホームページやブログはすべてプログラムでできています。つまり人間がコンピュータに「この文章は文字の大きさを〇〇にして、色を△△にして、××に表示する」という命令をすることで文章をディスプレイに表示しています。
もちろん文章だけではなく画像や動画などにも細かな命令を出すことができ、それらの命令の集まりでホームページやブログなどのウェブサイトを制作することができます。
簡単にホームページやブログを作ることができるソフトがありますが、これはソフト側に様々な命令をすることで、利用者がプログラミング言語を知らなくても制作ができるというようになっています。
アプリケーション開発
私たちが日常的に利用するパソコンやスマートフォンのアプリもすべてプログラムでできています。規模の大小はありますがSNSやゲームなど、種類に関係なくプログラミングで制作することができます。
ですので小規模なアプリケーションは個人で作ることもできますが、大規模なアプリケーションは大勢のプログラマーが共同で開発を行っています。
またスマートフォンのアプリケーション開発もAndroidのスマートフォンのアプリを作るのか、iPhoneのアプリを作るのかによって利用するプログラミング言語が異なります。
システム開発
ウェブサイト制作やアプリケーション開発は個人でもできますが、家電製品や通信機器などのシステム開発は基本的に個人ではできません。これらのことはIT企業のシステムエンジニアの業種に就いている人がチームを組んで長期的に開発を行います。
このようなシステム開発はあらゆるところで必要とされます。信号機の制御や、自動音声応答のシステム、飛行機の制御システムなど数を上げればいくらでもあります。
このようなシステム開発ができる人材はいま非常に不足しており、今後より必要とされるスキルとなるでしょう。
プログラミングを学ぶメリット
それではプログラミングを学ぶことでどのようなメリットがあるのでしょうか？
プログラミングを学ぶメリットとして大きく分けて次の3つあります
- 職業に困らない
- 情報化社会への適応
- 創造力の向上
この3つに関して詳しく解説します。
プログラミングを学ぶと職業に困らない？
まずプログラミングを学ぶメリットとして職業の選択肢が劇的に広がることです。今やプログラミングはIT企業だけではなく、金融、商社、メーカーなど業種を問わず必要とされています。
一見ITと関係のないような企業でも、社内システムや企業のホームページなど細かいところでは必ずと言っていいほど利用されています。これらは他の企業に外注をして開発を行いますが、プログラミングの知識があると外注する際に、ミスを減らすことにも繋がります。
もちろん、企業内に開発を行う部署もあり、このような開発ができる人材が不足しています。
結果として、プログラミングの知識があると、就職に困るというようなことはほとんどないです（もちろん大企業だけに行くという場合は別ですが）。
情報化社会への適応
近年では情報技術が急速に発展しており、新たな電子機器が次々と発売されています。身近なところではスマートフォンの操作の仕方がわからないという高齢者を見かけることもあると思います。
次々と新しい技術が生まれてくる中で、それらの技術にどのように適応していけばよいのでしょうか？
その答えの1つとして常に情報を検索することにあります。情報を調べることによって今どのような技術が使われているかであったり、電子機器の操作がわからないとき、自分で検索し解決策を調べるというようなことができるようになります。
プログラミングで収入を得ている人でも、ミスなくプログラムを書くことは不可能です。そのときに必要となるのがGoogleやYahooで情報を検索することです。こうして日々、情報を検索し必要な情報を探すスキル、いわゆる「検索力」がつくようになることで情報化社会への適用がされていくでしょう。
創造力の向上
プログラミングを学ぶことで物事を多角的にとらえる柔軟性、変わったアイデアを生み出す独創性、物事を筋道立てて解決する論理的思考力等、様々な点の向上が期待されます。
まとめ
この記事ではプログラミングに関して
- プログラミングとは何か？
- プログラミングでどのようなことができるようになるか？
- プログラミングを学ぶメリット
について解説しました。この情報化社会の中で今後必ず持っていたほうが良いスキルとなります。この記事を読んでプログラミングを始めるきっかけになれれば幸いです。