SEOとは?初心者向けに基礎と対策方法を徹底解説!
ウェブサイトを運営するうえで
・ターゲットとなるキーワードを検索したときに自分のウェブサイトは何番目にあるのか?
・ターゲットとなるキーワードを検索したときに自分のウェブサイトを最初のページに表示するにはどうすればよいのか?
ということは、ユーザーが自分のウェブサイトに訪問する数に大きくかかわってきますので、非常に重要です。
この記事ではこれらの疑問を解決するSEOについて解説します。
SEOとは?
「SEO」とは「Search Engine Optimization」の略で日本語だと検索エンジンと言います。
あるキーワードで検索したときに検索結果に上位に表示されるための施策です。
日本の検索エンジンのシェアはトップがGoogleで75.53%、次がYahoo!で15.36%となっています。
つまり日本人の90%以上は検索をするときGoogleかYahoo!を利用しています。
実はYahoo!は検索順位を決定するための仕組みについて、Googleと同じものを使用しています。
なのでSEOとは
Googleで検索したときに検索順位が上位に表示されるための施策
と言いかえることができます。
そのため検索で上位に表示されるためには
・Googleが何を重要視しているのか
・検索エンジンの仕組み
を知る必要があります。
Googleは何を重要視しているのか
Googleが最も重要視していることはユーザーファーストであるか
つまりウェブサイトを訪問する人たちにとって有益な情報を提供できているのか
を重視しています。
ユーザーファーストであるために重要なことはやはり「コンテンツの質」です。
Googleの広告収益のほとんどを占めているのが、Google検索上で検索結果に関連して表示される広告収入です。
もしあなたがGoogleで検索したとき一番最初に表示されるページが白紙のページだったらどうでしょう?
Googleを使わなくなりますよね?
そのためGoogleとしては検索上位に表示されるウェブサイトには、ユーザーにとって有益な情報があってほしいです。
なのでまず最初にコンテンツの質を上げることは検索順位を上げるための最低条件となります。
検索エンジンの仕組み
コンテンツの質を上げたら次はそれをGoogleに正しく認識してもらう必要があります。
とはいえGoogleの社員が1つ1つのウェブサイトをすべて見て検索の順位をつけているわけではありません。
「クローラー」と呼ばれる検索エンジンが情報を収集するためのプログラムを使用して、ウェブサイトの情報を収集し、検索エンジン内のデータベースに登録します。
検索エンジン内のデータベースに登録することを「インデックス」と言います。
そしてユーザーが検索を行うときインデックスの情報のなかから
・検索キーワードがいくつあるか
・スパムページではないか
・質の高い情報であるか
を分析して独自のアルゴリズムを用いて、検索結果を質の高いウェブサイトが検索の上位に表示されるように表示します。
つまりGoogleのクローラーが検索順位を決めていると言っても過言ではありません。
・ウェブサイトのデータがインデックスになければ検索しても結果画面上には上がってこない
・クローラーに自分のウェブサイトを正しく認識してもらえないと、コンテンツの質が良くても検索の上位に表示されない
このようなことが起こりうるので、
SEO対策を行ってクローラーに自分のウェブサイトを正しく認識してもらうことが重要です。
ブラックハットSEOとホワイトハットSEO
Googleはウェブマスター向けのガイドラインを公式に発表しています。
このガイドラインではGoogleが推奨している内容や、禁止している内容がまとめられています。
Googleが推奨している内容でSEO対策を行うことを「ホワイトハットSEO」、
反対にGoogleを欺いたり、検索エンジンの順位付けの脆弱性を突いてSEO対策を行うことを「ブラックハットSEO」と呼びます。
元々、Googleはウェブサイトの順位をつけるアルゴリズムにページランクというものを採用していました。
このページランクのアルゴリズムは単純で
ページに貼られている被リンクの数が多いほど品質の高いページである
といったものでした。
このアルゴリズムを採用することでブログラムが自動でウェブサイトの検索順位をつけることができるようになりました。
しかし、お金を払って大量に外部リンクを張る業者が多くなり、検索順位のトップに出るようなウェブサイトでも低品質なウェブサイトが多くなりました。
そのためGoogleは低品質なウェブサイトが検索上位に表れることを防ぐため、日々検索アルゴリズムを改善しています(実際にページランクはすでに廃止されています)。
昔はこのような方法でGoogleを欺いて検索上位に表れることができましたが、
現在では、Googleを欺くことはほぼ不可能です
今では、GoogleはブラックハットSEOの取り締まりの強化をしており、
ガイドラインに違反しているウェブサイトに対して
・検索順位が大幅に下がる
・Googleのインデックスから削除される
というペナルティを課すようにしています。
ブラックハットSEOにメリットは全くないので
ユーザーファーストを重視したホワイトハットSEOを行うようにしましょう。
実際のSEO対策
ではどのようにしてSEO対策を行っていくのでしょうか?
SEO対策に大きく分けて「外部SEO対策」と「内部SEO対策」の2つに分けられます。
2つのSEO対策をそれぞれ解説していきます。
外部SEO対策
外部SEO対策は外部サイトからの被リンクを獲得する施策が外部SEOです。
ただしブラックハットSEOにならないように自然な被リンク (ナチュラルリンク)を獲得する必要があります。
ナチュラルリンクとはその名の通り、自然に自分のウェブサイトに向けて張られたリンクのことです。
ウェブサイトを見たユーザーがこのサイトを「紹介したい!」と思えば、
TwitterやFacebookのようなSNSでリンクが張られることがあるでしょう。
このように価値のあるコンテンツには自然と外部からリンクが張られることが多くなります。
ナチュラルリンクの特徴としては
・関連性の高いウェブサイトからのリンク
・IPアドレスやドメインが分散されている
・アンカーテキストがページタイトルやURLになることが多い
という特徴があります。
ナチュラルリンクを得るための外部SEO対策の方法は次のようなものが挙げられます。
・SNSで発信されやすいウェブサイトの作成
・自身のSNSでの情報を発信
基本的には外部SEO対策はSNSを最大限活用することでより多くの人にコンテンツを届けることができます。
私のブログでは記事のタイトルの下にSNSシェアボタンがあり、このようにSNSで発信されやすくなるような工夫をすることが重要です。
また自分からSNSを活用して外部に発信することでより効率よくナチュラルリンクを得ることができます。
しかし外部SEO対策は最終的には
ウェブサイトを訪れたユーザーがナチュラルリンクを張るか
なので次に紹介する自分で対策が可能な内部SEO対策を行ってから外部SEO対策をすることをおすすめします。
内部SEO対策
検索順位はクローラーがウェブサイトから情報を収集してインデックスし、そのインデックスからGoogle独自のアルゴリズムで検索順位を表示します。
どんなに質の高いコンテンツであっても、それを検索エンジンに伝えることができなていなければ意味がありません。
なので自分のウェブサイトを検索エンジンに正確に伝えるためにウェブサイトの内部を最適化する必要があります。
このウェブサイトの最適化のことが内部SEO対策です。
内部SEO対策は外部SEO対策と異なり、非常に多くの対策があります。
代表的なものとして
・ウェブサイトのタイトルが上位表示したいキーワードを含んでいるか
・h1~h6タグが適切に配置されているか
・ユーザーにとって不適切なURLはないか
・HTTPS化がされているか
・サイト表示速度は問題ないか
・モバイルやスマホ用のページに関する設定がされているか
というものがあります。
これらを1つ1つ見て改善していかなければなりませんが、
ウェブサイトを作成するためのフレームワークであるWordpressを使えば簡単に設定できることもあります。
まとめ
この記事では自分のウェブサイトへの訪問者を増やすために重要な方法であるSEOについて解説しました。
Googleの検索アルゴリズムは日々アップデートされています。
今よく使われているSEO対策の手法が、今後はあまり意味がなくなる可能性もあります。
常に最新の情報を更新し続けていきますので、ぜひ他の記事も見ていってください!